Practice makes Perfect !

ExtendedScript素人です。同じ境遇の方、一緒に脱素人を目指しましょう!

配列

配列は、1つの変数内に複数のデータを持つことができます。変数名の後に[ ]、その中に番号をいれて値にアクセスします。Javascriptでは配列はArrayオブジェクトとなります。空の配列を作成するときは次のように書きます。

var data = newArray(); 

または

var data = [ ]; 


以前も述べましたが、Javascriptではデータの参照番号は「0」から始まるので、配列の要素の1番目にアクセスしたいときは、次のように書きます。

data[0]


また[ ]の中には文字列を書くこともできます。
例としてあげると次のようになります。

var dataA = ["いか", "たこ", "さざえ"];
alert(dataA[0]);  

配列 dataAの1番目にアクセスするので いか と表示されます。


存在しない要素でも追加することが可能です。

var dataB = Array(33, 44, 55, 66);
dataB[4] = 77;
alert(dataB);  

配列dataBの5番目に77を追加するので
33,44,55,66,77 と表示されます。


またpushメソッドを使うと、配列の「末尾」に要素を追加できます。

var dataA = ["いか", "たこ", "さざえ"];
dataA.push("あわび");
alert(dataA);

配列dataAの末尾にあわびを追加するので
いか,たこ,さざえ,あわび と表示されます。

$.writeln();

$オブジェクトはExtendScript の特殊なオブジェクトです。
ESTKではJavascriptコンソールというウィンドウがあって(図の左上部分)、コンソール出力(変数に格納されている値や任意の文字列を出力)するとこができます。

f:id:YustinBieber:20211005151554p:plain
左上の部分に出力される

上記の例では、配列の中身をalertで表示しましたが、いちいちalert表示せずにコンソールに出力することができます。

$.writeln(dataA);
$.writeln(dataB);

といった感じで上記と同じ内容がコンソールウィンドウに出力されます。