繰り返しの処理を行うには、for( )またはWhile( )を使います。for文は繰り返しの回数が決まっている場合に、while文は、条件を満たしている限り処理を繰り返したい場合によく用いられます。
for文
for文は次のように書きます。
for (変数名=最初の値; 変数名<繰り返し回数; 変数名++){
繰り返したい処理
}
たとえば、ドキュメントに長方形を5つ作成したい場合。
for (var i=0; i<5; i++){ app.activeDocument.rectangles.add(); }
反対に、数を減らすような処理をしたい場合には次のような書き方をします。
var doc = app.activeDocument; var cnt = doc.rectangles.length; //ドキュメントの長方形が1つになるまで削除を続けます for (var i=cnt-1; i>0; i--){ doc.rectangles[i].remove(); }
繰り返しで使われる変数名はi, j, kが多く使われますが特に決まりはありません。
while文
条件文がtrueの間は処理を繰り返し、falseになれば処理を終了する構文です。
条件を判断してから処理をするwhile文と、一度処理をしてから条件を判断するdo/whille文があります。
while文は次のように書きます。
while (条件文) 条件文がtureになる場合に実行する命令
do/while文は次のように書きます。
do 条件がtrueの場合に実行する命令 while (条件文);
例えば1から10までアラート表示する場合。
var n = 1; while (n < 11) { alert(n); n++; }
n = 0; do { n++; alert(n); }while(n<10);