ファイル選択ダイアログ
ファイルを開くときや選択するときに使います。
第1引数 表示させるメッセージ
第2引数 選択可能なファイル形式を制限
第3引数 trueで複数選択可能。デフォルトはfalse
となっています。
var fileObj=File.openDialog("ファイルを選択してください");
選択するファイルをInDesignデータのみにする場合には第2引数に「*.indd」を入れます。
var fileObj=File.openDialog("ファイルを選択してください", "*.indd");
第2引数で複数のファイル形式を選択可能にする場合は、「*ai; *psd; *pdf」のようにセミコロンで区切ります。
var fileObj=File.openDialog("ファイルを選択してください", "*ai; *psd; *pdf");
初期表示のフォルダの場所を指定したい時はopenDlg()を使います。
var fileObj=(File("~/Documents")).openDlg("ファイルを選択してください");
選んだファイルを開くにはapp.open(fileObj);を追加してあげます。
var fileObj=(File("~/Documents")).openDlg("ファイルを選択してください"); app.open(fileObj);
ファイル保存ダイアログ
ファイルを保存する際に使います。
var fileObj=File.saveDialog("ファイルを保存");
saveDialog()もopenDialog()と同様に初期表示のフォルダを指定することはできません。
あらかじめ、保存先とファイル名を指定したいときは、saveDlg()を使います。
var fileObj=(File("~/Documents")).saveDlg("ファイルを保存");
作業中のドキュメントの保存は第2引数にINDD:*.indd"を入れ、app.activeDocument.save(fileObj);を追加してあげれば保存されます。
var fileObj=(File("~/Documents")).saveDlg("ファイルを保存", "INDD:*.indd""); app.activeDocument.save(fileObj);
フォルダ選択ダイアログ
フォルダを選択する際に使います。
var folderObj = Folder.selectDialog("フォルダを選択してください。");
あらかじめ選択するフォルダーを指定するには以下のようにselectDlg()を使います。
var folderObj = (Folder("D:\進行中")).selectDlg("フォルダを選択してください。");
今回も基本的なことのまとめでした。
openDialogとopenDlg
saveDialogとsaveDlg
selectDialogとselectDlg
私はこの辺りをよく間違えていました…
なにかのお役に立てれば幸いです。